新築の家なのに雨漏りが起きた

私の両親が家を新築したのは今から35年前のことです。
当時父は48歳、母は41歳、兄が25歳、私が20歳でした。

当時兄は建築会社に勤務しており、一級建築士の資格をとったばかりでした。その兄が自分で考えて設計図を描きました。
リビングが中央にあり、両親には和室、あとは洋間の個室という間取りです。


その設計図を見た父は大反対しました。

私の住んでいる土地は当時「男は家を建てて一人前」という風潮がありました。

そして、その家は「冠婚葬祭を自宅で行うことができる家。



和室がずらりと並び、ふすまを取り払うと畳の大広間ができる家」というものでないといけませんでした。
はっきりいって昔の田舎の家そのものですが、父はそんな家にこだわりました。周囲の意見は聞きませんでした。


そして知り合いの大工さんを連れてきて、その大工さんと二人で間取りを決めてしまいました。

兄は、いつもお世話になっている腕のいい大工さんにお世話になるつもりだったのですが、父の知り合いの大工さんは弟子という人を連れてきて「全て自分達でやる。


心配するな立派な家を建ててやる」と宣言して、兄の関係者を拒みました。

家が建つまで一年かかりました。
確かに立派な家が建ちました。
が、入居して数日目に地元に珍しく台風が上陸しました。



そして、強風と大雨の中、なんと雨漏りが起きたのです。


慌てて兄が翌日点検すると、屋根のサイズと瓦の幅が合っておらず、巧妙にごまかしがされている場所があることがわかりました。屋根の見えにくい部分に瓦が割られてはめ込まれていたそうです。新築の家でも雨漏りは起きます。
建築会社、大工さん選びはどうぞ慎重に行ってください。



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